19日(日)、サンコート慈遊館で開催されました。
株式会社プランニングフーヅの管理栄養士・栄養士計5名をお呼びして、様々な「食」に関するお話や介護食の紹介をしていただきました。
まずは高齢化に伴う、嚥下の変化に合わせた食事形態の変更や、栄養指導のお話をしていただき、
次に、お茶に「とろみ」をつけて飲んでみる、「ソフト食」のお弁当を実際に食べてみるという「試食会」をしました。
いかがでしょう?美味しそうに見えるでしょうか?
参加されている方々からは「意外と美味しい!」「これなら食べやすいね」という声があがりました。
一方で、若いスタッフがイベント終了後このソフト食のお弁当を食べてみると、ちょっと苦笑いを見せて、「味気ないね」「食べた気があまりしないね。」と一言。
年齢に伴い、「味覚」や「食べ応え」がこんなにも変わるのだなと思った、印象的な違いでした。
知り合いの歯科衛生士にこの話をすると、
「元気な高齢者は、美味しいものを沢山食べている。そして、しゃんと歩いてどこへでも出かける人は、歯が綺麗だ。」とのこと。
「食べる楽しみ」は年齢を重ねるとともに、とても大きな楽しみになってきます。
それは、身体機能の衰えや介護が必要になって、遠出やスポーツなど食べる以外のことを楽しむのがなかなか困難になってくるからです。
本当は、元気なうちから介護予防に取り組むことが大切です(前回開催した介護予防セミナーでもお話しました)が、どうしても介護が必要になった際は、こういった「食べる楽しみへのひと工夫」が必要になってきます。
薬局等で市販されている介護食の商品も色々ご紹介していただきました。
興味のある方は、是非お近くの薬局等で介護食を探してみて「どういうものなんだろう?」と調べてみて下さい。
㈱南日本ライフ 広報担当