慈遊館合同、鬼火焚きを開催しました
年明け最初の行事、毎年恒例鬼火焚きを開催しました。
鬼火焚きとは、正月飾りについてきた悪霊(鬼)を追い払う鹿児島の伝統行事で、他県ではドント焼き
または左義長とも呼ばれているそうです。
今回もスタッフ総出で鬼火焚きのやぐらを作成しました。
まずは土台の芯と周りの竹を組んでいきます。
大きな竹(門松)が最後のドーンと鳴る仕掛けになります。
入居者様にもお手伝いいただき、次は正月飾りや古いお守り、燃えやすい枯れ草などを入れ込んで
いきます。
最後に青竹を回りに組んでいき、縄で周りを固定。
仕上げに鬼のイラスト飾りをして完成です。あっという間に1時間半ほどで終わりました。
お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。
午後からいよいよ鬼火焚き本番です。
お天気が少し心配されましたが青空に変わり、強風も落ち着き始まりました。
まずは太鼓の合図で鬼が登場し、曲に合わせて踊りました。
今年は酉年の年女の方に、火入れをしていただきました。
今回はあっという間に燃え上がり、今年1年勢いのある年になることと思います。
皆様、燃え上がった笹の灰は、厄を払うということで、一生懸命浴びていました。
最後に、ドーン!!と仕掛けた竹の破裂音がし、こちらの音も鬼を払うそうです。
今年も無病息災、皆様にとって良い1年となりますように。